古来より人々の夜の暮らしに欠かせない照明。今では部屋を照らすだけではなく、おしゃれなシェードをインテリアの一部に取り入れたり、ほんのりとした光とそこに生まれる影を楽しんだりと実用性だけではないアイテムとなっています。照明をインテリアとして取り入れる場合の多くは、吊るすタイプのペンダントライトになるでしょう。おしゃれなデザインが多くあり、最近の流行は`70年代アメリカンテイストのビンテージやデザイナーズなどです。
このタイプの灯りは器具より下へと光が広がっているため部屋のスタイルを浮き立たせる効果があり、シェードのデザインが他のインテリアとマッチしているかどうかだけではなく、色々なセンスを問われる照明のひとつとも言えそうです。しかし、ご家庭で利用されている照明の多くは天井直付型のシーリングライトでしょう。この灯りはリビングや子供部屋など明るさが求められる場所に多く利用され、白を基調としたものが一般的です。以前は天井に溶け込むような目立たないデザインのものが多く、ひと味違うファン付きのものは天井が高いお部屋でないと取り付けが難しいものでした。
最近ではスポットライトと組み合わさったデザイン性の高いものなどもありますが、おしゃれさは必要だけど明るさは落としたくないということなら、シェード部分がシャンデリアのようにクリスタルが使用されたデザインや、アールデコ調のライン飾りのついたものなどはどうでしょう。また本体は白いアクリルでも、いつもの白い光を桜色に変化させることができるものもあります。LEDならではのほんのりとした色合いは癒しの空間を演出し、いつもと違ったおしゃれなお部屋の雰囲気を楽しむのも素敵です。明るさをそのままに、おしゃれな暮らしを演出する照明が増えてきているようです。
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